失われた30年

皆さんもこのフレーズはどこかで一度は聞いたことがあるかもしれません。今から30年前といえば1995年、平成7年です。その頃の日本の主な出来事を2つ挙げます。1つ目は阪神淡路大震災です。兵庫県神戸市を中心にマグニチュード7.3を記録した大災害でした。私は当時1歳で、静岡県に住んでいましたが、母親は朝方に揺れが来たのを今でも覚えていると言っていました。私は全く記憶にありませんでした。私は現在愛知県に住んでいます。そのため南海トラフ地震がいつ来てもおかしくないと言われ続けていますが、すでに20年くらい経過しています。一説によるとプレート引っ張られているのを静かにスライドして定期的に元に戻しているそうですが、実際はどうなのかわかりません。私は少し不安に思います。2つ目は地下鉄サリン事件です。オウム真理教の幹部構成員が東京都内の複数の地下鉄電車内で猛毒のサリンを散布しました。死者も発生し、大勢の負傷者も発生しました。私は宗教団体についてあまり詳しくありませんが、現在と比較して当時は暴走族などの過激派組織が多かったこともあり、このような残酷な事件が発生してしまったと推測します。現在はこのような事件は減少傾向にあると思いますが、いずれにしても撲滅を目指すべきだと私は思います。

  • 南海トラフがいつ来るかわからない
  • 今よりも社会全体が荒れていた

さて本題ですが、なぜ日本では失われた30年と言われているのでしょうか。主な理由を3つ挙げます。一つ目は平均年収です。30年前と比較してもほとんど変化していません。さらに非正規雇用者の割合も増加しています。2つ目は物価です。例えば30年前のコカコーラ350ml缶が税抜きで100円に対して現在は135円とおよそ1.3倍になりました。他の食料品も内容量は減っているのに値段が上がっている商品が多く見られます。3つ目は社会保険料です。これも30年前と比較するとおよそ2倍に増加しています。さらに来年から「子ども・子育て支援金」が始まりますのでますます保険料が増加します。主にこれらが理由で現在の日本経済が苦しい状況になっています。皆さんはどう思われましたか?2025年現在、投資をしていない日本人はいまだに半数以上いると言われています。「口座は開いているが、怖くてやってない。」「投資に回せるお金がない」「そもそも投資に関する知識がない」など理由は様々あるようですが、この先の日本の未来が厳しくなる可能性は十分あります。お金がないなら少しずつ貯金する、知識がないなら勉強するなど行動パターンはたくさんあります。「そのうちやる。」と言う甘い考えはやめた方が良いと思います。「思い立ったら今できることをする。」これが大事だと私は考えます。是非、皆さんも参考にしてみて下さい。

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銘柄紹介[三菱UFJフィナンシャルグループ]

higashi

今回紹介する企業は三菱UFJフィナンシャルグループです。

業種銀行業
売上約13兆
経常利益約2.6兆
自己資本比率約5.0%
ROE9.3%
ROA0.5%
配当利回り約3.1%
株主優待なし
※SBI証券サイト内の財務状況などを参照

言わずと知れた大手銀行グループですが、最近では国立競技場の命名権を取得したため、国立競技場が2026年1月1日から「MUFGスタジアム」と呼ばれるようになります。その他にもAIを活用し、議事録作成やExcel作業を自動化するなどDX化も進めているようです。株主優待はありませんが、比較的高配当ですので、私も100株保有しています。

まとめ

今回は過去と現在の日本を比較した記事を紹介しました。

  • 平均年収が変わらない
  • 物価が上昇している
  • 社会保険料も増えている
  • 貯蓄から投資へ移行した方がいい
higashi
大学を中退し専門学校を卒業後、新卒で医療系専門職に従事しましたが、仕事ができず退職。その後施工管理、営業事務など様々な仕事を転々としましたが適応障害となり通院。30歳で自立でき、社会人としてようやく仕事ができるようになりました。現在は、物流会社に勤務している会社員です。

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